夜勤専従という働き方
■夜勤専従という働き方
看護師の仕事では夜勤は避けて通れないものです。夜勤の中でも夜勤のみを専門とする働き方を夜勤専従と言います。多くの現職看護師の方が、夜勤は避けたいと思っているようですが、夜勤専従は日勤の看護師よりも手当が高く、給与面では非常に魅力のある働き方と言えます。
夜勤専従という働き方は、拘束されるのは夜間のみの仕事であるため、日中の時間帯は自由に使える、時間的融通がきくというメリットもあります。夜勤専従の仕事をしている看護師の方の多くは、若い方、独身の方、体力的に自信のある方が多いようです。結婚していたり、子育てしていたりする看護師の方でも夜勤専従として働いている人もいますが、夜勤専従の看護師として働くには家族の理解と協力が不可欠のようです。
24時間利用可能な託児所を院内に完備している病院であれば子育てしながら夜間の勤務も安心してできますし、仕事と家庭との両立もより可能となります。
■夜勤専従看護師は貴重な存在
看護師不足は多少改善されてきているようですが、まだまだ看護師不足の問題は深刻で、いまだに全国で5万5000人近い看護師が不足しているといわれています。
看護師が離職する理由は、結婚や妊娠・出産、子育てを上げている人もかなりいますが、体調管理が困難で精神的負担も大きい夜勤も離職理由として多くの看護師が挙げています。夜勤がいやで離職しないまでも、夜勤のない勤務先へ転職する看護師も増えているようです。
慢性的な看護師不足に加えて、夜勤を好まないで転職する看護師が増えている状況で、夜勤専従の看護師は非常に貴重な存在です。夜勤専従の看護師は、病院にとっては特に不足する夜間の人員確保ができるメリットがありますし、夜勤専従として働く看護師にとっても、効率的に高収入を得られるメリットがあります。
■夜勤専従看護師の待遇
夜勤専従看護師は常勤の正社員として雇用される場合もありますが、パートなど非常勤として夜勤専従看護師を雇用するケースが多いようです。
この夜勤専従看護師の待遇を求人サイトで見てみると、首都圏にある病院では、年収が正看護師で550万円以上、准看護師で520万円以上となっています。もちろん有給休暇の取得は可能ですし、社会保険も完備されています。勤務時間は16時30分~翌9時までとなっています。
パートなどの非常勤の専従看護師の夜勤1回当たりの支給額は2万円~3万5000円が相場のようですが、なかには1夜勤4万円を超える病院もあります。給与を含めた専従看護師の待遇は、勤務する地域や病院によってかなりの格差があるようです。